前回のブログでマイホームを購入するとお得な補助金や税制と、補正予算を通過したグリーン住宅ポイントを簡単に紹介しました。
今回はその続きで、現在グリーン住宅ポイントについて分かっていること、交換を予定している商品・追加工事にどんなものがあるか。
2020年度にあった同様の制度で既に終了した「次世代住宅ポイント」と似たような制度になることが予定されてますが、当時どのような制度だったかも簡単に紹介したいと思います。
グリーン住宅ポイントで交換できる商品
国の制度であるグリーン住宅ポイントが「こんな種類の商品交換する制度にするから、企業の皆さん該当する商品作ってたら出しなはれ」って募集がそろそろ始まります。
そして前回のブログでも紹介した商品がこちら!
- ウィズ・コロナ!新たな日常に資する商品
- みんなお家時間を楽しめ!省エネに優れた商品
- 地震大国恐ろしや・・・。防災関連商品
- 最近のピチピチスウェット何なん?健康関連商品
- カモン乾太くん!家事負担軽減に資する商品
- 子供ってホントかわいい!子育て関連商品
- 頑張れ地方都市!地域の振興に資する商品
それでは具体的に商品を見てみましょう。
新たな日常に資する商品
- テレワーク家電
- テレワーク環境整備用品
- テレワーク用品
- ステイホーム家電
- DIY用品
- 園芸用品・アウトドアリビング
- 楽器
- 感染予防家電
- 感染予防用品
- 自転車
新たな日常でおなじみのテレワーク、ステイホームに関連する商品が対象になるようです。
その他感染予防家電、感染予防用品、自転車なんかも募集しています。
パソコン、プリンタ、WEBカメラをはじめ、デスクやチェア、照明など周辺の設備も対象に募集しています。
ステイホーム関連ではテレビ、ブルーレイレコーダー、DIYのための工具や園芸用品があります。
マイホームを購入するときに「テレビやレコーダー買い替えたい!」って思ってる人にはありがたいですね。
省エネ・環境配慮に優れた商品
- パソコン、プリンタ、スキャナディスプレイ、その他周辺機器
- テレビ、レコーダー、プロジェクター
- エアコン
- 証明機器、電球
- 寝具
- カーテン、ブラインド
- 園芸用品
このジャンルは省エネルギーラベルによる省エネ基準達成率100%を達成している商品とかエコマーク認定を取得している商品とのこと。
ん?何それ?
ゴメンそのラベル知らないけど100%ってことはあれか?
これは間違いなくスゴイ家電ラインナップに違いない!
ってことでそんな選ばれし家電はパソコン、プリンタ、コピー機。
テレビ、レコーダー、プロジェクター。
エアコン、LEDなどの照明機器。
エコマークをとった寝具。
室外、室内の温度差を緩和するカーテン、ブラインド。
そんな対象が予定されているようです。
防災関連商品
- 食料品
- 住宅内の被害の防止・抑制に資するもの
- その他の防災、避難用品
防災対策は備えあれば憂いなし!
5年以上の長期間保存できてすぐ食べれるもの(アルファ米、チョコ、乾パンなど)
住宅内で被害防止できるもの(家具の転倒防止できるもの、消火器など)
その他、懐中電灯、携帯トイレ、カセットコンロなどの災害時に使用できるもの
そんなのが対象です。
健康関連商品
- 食料品
- アウトドア用品
- スポーツ用品
- 健康器具
- 健康家電
- 介護用品
- 扇風機、ストーブ、ヒーター
ステキなマイホームも家族の健康あってこそ!
ここでの食料品はトクホや機能性表示食品になるようです。
アウトドア用品やスポーツ用品は趣味を持つ人、これからやってみたい人にはうれしいですね。
ランニングマシーンやフィットネスバイクなんかも募集しているようで、空前の筋トレブームに国が乗っかっていく姿勢は嫌いじゃない。
家事負担軽減に資する商品
- キッチン家電
- 掃除・洗濯家電
- スマートスピーカー
- キッチン、バス、トイレの洗濯掃除用品
- 自転車
依然にあった似たような施策の次世代住宅ポイント制度で圧倒的人気を得たこの部門!
今回も期待感が高い!
キッチン家電は冷蔵庫、電子レンジ、ホットプレート、電気ケトルなどがラインナップされてました。
新たなマイホームでシステムキッチンとカップボードに合わせて色を統一させたオシャレ主婦たちを多く生みました。
掃除機もダイソンやマキタなど人気家電もあったようです。
そして洗濯家電は洗濯機や乾燥機なので、乾太くんの登場はあるんでしょうか?
そしてここで言う自転車は電動アシスト自転車ということです。
でもそれって家事負担軽減なの!?
コノヤロー保育園にチャリで迎えに行くたくましい都会の主婦ナメんな!
って怒られそう・・・。
子育て関連商品
- 家具(学習机等に限る)
- 文具、事務用品、ランドセル
- 玩具
- 絵本
- 参考書、辞書、辞典
- ベビーカー、ベビーシート、チャイルドシート
- ベビー、キッズ用品
- 自転車
子供の健やかな成長に資する商品として設けられたこの関連商品。
マイホーム購入のタイミングで子育て世代の方たちにはうれしいですよね。
イボイノシシもそうです。
まだ子供が1歳なので、何が商品として並ぶか楽しみです。
そしてここにも出てくる自転車。
自転車好きすぎじゃね?
「地域の振興」に資する商品
- 地場産品
これは自治体からの推薦を受けている商品、令和3年のふるさと納税の返礼品として登録されているものなどです。
あと「この地域と言ったら皆さんご存じのこれ!」みたいな地域の特産品もOK。
うん、ざっくりし過ぎだね!
でもこのポイントで交換したからと言って、ふるさと納税の寄付になるわけじゃないらしいから、その点は注意ですね。
ポイントと交換できる追加工事
グリーン住宅ポイントでは商品交換だけでなく、追加工事にもポイントを使えるということ。
これはもう僥倖の僥倖で「あぁ、あの工事やりたかったのに予算が・・・」なんて方は、一回チェックした方がいいかもしれません。
適用できる追加工事には決まりがあります。
- 新たな日常に資する追加工事
- 防災に関する追加工事
それでは、具体的に新たな日常に資する追加工事がこちら。
- ワークスペース設置
- 音環境向上工事
- 空気環境向上工事
- 菌、ウイルス拡散防止工事
- 家事負担軽減に資する工事
どれも新たな日常でよく言われてるものですね。
ワークスペース設置は結構幅も広くて、インターネットの引き込みや、天井に固定するスピーカー設置なども挙げられるそうですよ。
音環境工事は防音室作ったり、内窓の設置も可ということです。
お家でテレワークするパパで家族に申し訳ないなんて人は防音室は捗りますね!
空気環境向上工事は空気浄化作用のある製品設置も挙げられており、調湿性のあるカッコいい壁材でおなじみの「エコカラット」をピンポイントで狙い撃ちに来てます。
リクシル エコカラット INAX エコカラット ECOCARAT グラナスヴィスト 4平米 セット ECP-R/VIT1N VIT2N VIT3N 価格:59,753円 |
菌・ウイルス拡散防止工事はタッチレス水栓の設置などもあるため、キッチンの予算で泣く泣くタッチレス浄水器の追加オプションを諦めてた方たち!
そして家事負担軽減はビルトイン食洗機などの追加工事や浴室乾燥機の設置も該当ということ。
こうして見ると結構な魅力的な追加ラインナップですよね。
ちなみに!
トヨタウッドユーホームさんの我々担当ことトヨ太さんに「これってどうやって使うの?」って確認してみました。
すると
トヨ太「私たちも今どうやって案内していいか分からなくて国からのプレスリリース待ちで社内検討します」
とのこと。
いずれにしてもハウスメーカーには「この制度利用した!」っていうのは事前に伝えておいた方が良さそうですね。
去年にあった次世代住宅ポイントはどうだった?
今回新たな創設されたグリーン住宅ポイントは前回次世代住宅ポイントとして似たようなものがありました。
おそらくそれと同様の申請になるということなので、次世代住宅ポイントの申請がどうだったかのおさらい。
工事完了前でも工事完了後でも申請OK
注文住宅でも新築の分譲(いわゆる建売)でも、工事完了前後どちらでも申請可能でした。
工事完了前なら注文住宅は工事請負契約で、建売ならそれプラス不動産売買契約書をもって交換申請手続きができたようです。
工事完了後は、シンプルに引き渡し後でも制度に適用する日付で契約がなされていれば、申請できるようですね。
申請書類は契約書以外にも専門的な書類が色々あるので、基本はハウスメーカーや工務店が代行してくれるなら、それがいいかと思います。
申請費用は当時の情報ではかからなかったという意見が結構多かったですが、念のため制度を利用したい人はメーカーに確認しておきましょう。
申請が正式に受理されたらハガキが届くそうです。
そこにIDとパスワードが記載されているので、そこで利用者専用サイトにアクセス、ログインして交換したい商品をポイントが許す限り交換する流れでした。
今回のグリーン住宅ポイント制度も同様になるのではということ。
ちなみに前回あって人気だった商品は
ルンバi7+(130,000ポイント)
Panasonic55型液晶テレビ(148,500ポイント)
シャープ15畳~エアコン(225,000ポイント)
それ以外にもハイスペックな感想付洗濯機や600L以上ある冷蔵庫も300,000ポイントくらいであったりしました。
そういった高級家電の他にもダイソンV8(68,000ポイント)や今やオシャレ家電の代表格バルミューダのトースター(25,000ポイント)などもありました。
「普段なら高くて買えないけどポイントでもらえるなら!」っていうもの結構ありそうですよね。
その他余ったポイント消費狙いでコシヒカリ600g(1,000ポイント)なんていうのもあります。
これならあますことなく使えそうですね。
制度に該当しない空白期間
実は前述した次世代住宅ポイントの受付終了は2020年3月31日で、今回のグリーン住宅ポイントの該当契約日は2020年12月15日から2021年10月31日までとなっています。
この間に契約を実施した人は対象外となっています。
イボイノシシは契約前からこの話を各社営業さんにしており、「契約書差し替えで対応します」という会社や、「コンプライアンス的に難しいのでその分契約金額からお値引きします」またまた「すいません、その制度まだ知らないです」など反応は様々。
そんな中、イボイノシシの友人の一人がこの空白期間に契約をして、何の恩恵も受けれなかったと嘆いていました。
結果、このことが気になりすぎてマイホーム計画が全然楽しくなかったそう。
こんな形でのマイホームブルーはなかなかつらいものがあるなと見ていて思いました。
それじゃ新たな一歩に向けた楽しい時間が台無しになってしまうと感じます。
せっかくのマイホーム!
楽しく計画して、住んでからの時間を最大限楽しめる準備期間にできれば最高ですね!
いずれにしてもグリーン住宅ポイント制度は住宅の購入を促進する狙いがある施策です。
現在マイホームを検討されている方は、是非制度を適用するために購入の検討を進めてみてはいかがでしょうか?
そして、このグリーン住宅ポイント制度について、また追加のことが分かればお伝えしていきたいと思います!
それでは!
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