どうも、イボイノシシです!
前回のブログではTOTOショールームでトイレを見て、手洗いや収納を見て、最終的に嫁をキレさせたお話でした。
全く気遣いができない男であることを露呈した形となった私。
マジ不甲斐ねぇっす。
殿方の皆さんはトイレ計画の際は「収納が確実に取れるプランでご検討お願いします」なんてスマートに伝えると、嫁からの評価は上がることはなくても落ちることはないでしょう。
そして今日はちょっと設備とは別の話。
間取りを自分たち好みに変えている過程で、当初あった吹き抜けを却下して100万円が当初の見積より減額になってました。
考えられる選択肢となったのは、
- そのまま100万円減額でいく!予算UP分を取り返せ!
- オプションで設備充実させる!訪問者にドヤりまくりあげろ!
- 太陽光を載せる!時代はエコ!ホントは売電収入狙い!
こんな感じでした。
嫁ちゃん、浮いた100万円どうする?
んーちょっと考えとくわ
そして、数日後・・・
ってことで太陽光を載せることになりました。
我々豚夫婦、売電収入で儲けるつもり環境問題を考慮してエコなマイホームを建てます!
太陽光ってまだ儲かるんけ?
えっ?みんな売電できるから太陽光屋根に載せてるんじゃないの?
って感じですけど、それも今は昔、竹取の翁といふものありけりの話です。
売電単価が昔は40円台だったけど、令和3年度は予想では遂に19円に突入するということ。
自然エネルギー発電の売電が開始されてから遂に半額を切る時代です。
じゃー太陽光の設置価格も下がったんじゃね?
調べててみてもまだ設置価格は半額以下には全然なってないし、もう下げ止まっている様子。
ってことでかつてのように売電収入がすごくて毎月ウハウハ、曇りや雨が多い月は胃が痛むなんて時代は随分前に終わってます。
それでは何故に太陽光は今でも載せられ続ける?
トヨタウッドユーホーム営業のトヨ太さんに太陽光載せるの検討してるのでご提案してください、ってお願いしたときの話です。
トヨ太「載せていただけるんですか!?ありがとうございます!やったぜ!ィヤッホオォォォーィ!」
夫「おぉ・・・そんな喜んでもらえるなんて・・・」
トヨ太「いや、実は経済産業省から2020年までにハウスメーカーが新築する戸建はZEH住宅にする御触書が出てるんです」
夫「以前大手のハウスメーカーに見学行ったとき、これから建てる住宅は全てZEHで建てますってメーカーあったのはそういうのもあるんですね」
トヨ太「弊社この部門でまだ遅れをとってまして。どうしても初期費用が上がってしまって、土地含めて2,000万円台の住宅が太陽光載せると3,000万円台になってしまったりして選ばれない傾向にあります」
夫「確かに!」
トヨ太「その分建売住宅に載せるなど努力はしてるんです。ちなみにトヨタウッドユーはシャープから直接パネル仕入れてるので、ちょっと割安に設置できます!」
夫「それはいいではないか!」
トヨ太「でもZEHは施工のハードルが高くて追加の費用も大きくなるので、ニアリーZEHというものでの設置がほとんどです」
夫「ZEHとニアリーZEHってどう違うんですか?」
トヨ太「概略ですけど、太陽光の発電で家庭内の電気量を超えるのがZEH、超えないけどもうすぐ超えそうなのがニアリーZEHですね」
夫「それってニアリーは補助金とかは出ませんよね」
トヨ太「今のところこれでの補助金は出てないですけど、トヨタウッドユー標準の仕様で太陽光を載せればニアリーZEHになるので、追加の費用は太陽光パネルの設置費用だけですね」
夫「まぁ色々あるけど要はニアリーZEHはシンプルに太陽光載るってだけですね?」
トヨ太「そうですね(笑)」
そんなやりとりはあったんですが、自然エネルギーの固定価格買取制度はこれから導入していく人にとってどんどんメリット少なくなれど、ハウスメーカーは太陽光が載ってる新築を建て続けていくわけです。
なぜなら国がそうしなさいって言うから。
あとは建てる側がそれを選ぶかどうかってことですね。
我々が太陽光を載せようと思った理由
この昨今太陽光を載せてもメンテナンスのことや、将来産業廃棄物として処分するだろう太陽光パネルが載っているのは、儲けとしたらもしかしたら良くてトントン、マイナスもあり得るかもしんない。
それでもやっぱり載せようと思ったきっかけがこちら。
イニシャルコストがちょっと安かった
トヨタウッドユーホームさんがシャープのパネル直仕入れできるから設置価格が安かったのです。
イボイノシシは4kwか4.5kwを勧めらました。
4kwは92万円(設置単価23万円)、4.5kwは96万円(設置単価21.3万円)くらいです。
なかなか安い。
投資案件なんて言ったら大袈裟だけど、イニシャルコストは安いに限る!
異常気象が通常になりつつある恐怖
マジで夏熱くない?
毎年異常な暑さです~とかエアコンをためらわず使って~とかやってます。
もしかしたら夏場はホントに家から一歩も出れずに家にいて冷房をずっと使わなきゃ生きられない未来がそこまで来てるのでは・・・。
そんな未来が来ないことに越したことないけど、今でもホントにヤバい夏場は一日エアコンつけっぱなしなんて当たり前になってます。
幸いトヨタウッドユーホームさんは2×4住宅で気密性断熱性も悪くない。
それを考えるとエアコンつけっぱなしな生活でも電気代を助けてくれる太陽光発電はメリットがあるかなという判断です。
賦課金(ふかきん)問題
そうですFUKAKIN(ふかきん)です。
賦課金です。
賦課金は要するに原子力発電がちょっと色々あって稼働停止して、電力会社が自前の発電でなく一般の自然エネルギー発電してる人たちから購入することになりました。
その購入してる分が結構高くついちゃってるから使ってるみんなも負担してね、っていう話。
この賦課金すごいのがメチャメチャ上がっていってます。
年度 | 買取単価 | 家庭の負担 (300kwh/h) |
---|---|---|
2012年度 | 0.22円/kWh | 年額792円、月額66円 |
2013年度 | 0.35円/kWh | 年額1260円、月額105円 |
2014年度 | 0.75円/kWh | 年額2700円、月額225円 |
2015年度 | 1.58円/kWh | 年額5688円、月額474円 |
2016年度 | 2.25円/kWh | 年額8100円、月額675円 |
2017年度 | 2.64円/kWh | 年額9504円、月額792円 |
2018年度 | 2.90円/kWh | 年額10440円、月額870円 |
2019年度 | 2.95円/kWh | 年額10620円、月額885円 |
2020年度 | 2.98円/kWh | 年額10728円、月額894円 |
2021年度 | 3.36円/kWh | 年額12,096円、月額1,008円 |
(2021年3月28日 2021年度分の賦課金が発表されたので追記しました!)
まさかの開始当時から15倍。
そしてこれも太陽光発電は今後も屋根に設置され続けるっていうのは既定路線。
賦課金も上がり続ける可能性もあるってことですね。
なんだろう、イヤ別にいいんだけどね。
なんか設置してなきゃ損した気分じゃねぇか。
まぁ賦課金がなくなる可能性もあるし、原子力発電が再開される可能性もあるし、どうなるか分からないけど。
まとめとして
そんな感じで我々は太陽光の設置に踏み切りました。
吹き抜けが太陽光パネルに代わった感じ。
4.5kwを載せることにしたので、月々の発電と電力削減合わせて7,000円~8,000円くらいになるかもということ。
住宅ローンの金額増えて月々の返済の足しになるならウェルカム!
そしてこの太陽光をめぐる環境は毎年毎年変化があるので、設置する前に確認とシミュレーションはした方が間違いないと思います。
良い選択を!
それでは!
にほんブログ村
コメント