どうも、イボイノシシです!
前回は我々が選んだ究極ど標準の完全無欠のシステムキッチン「I型」を選択した話をしました。
賃貸の今でさえ、キッチン周りなんて悲惨と言っても過言ではないほどにモノが溢れている状態。
「もっと収納があればキレイに片づけるのにー」
なんて思う日もありました。
でも人間そんなに変わるはずもない。
きっとオープンキッチンにしてしまったらリビングから散らかったキッチンが見える生活になっていたことでしょう。
採用した嫁は褒めてやりたい!
そして、嫁がキッチンにスパイスニッチとコンセントを設置したいということでした。
①キッチンを隠したい ②設置したいオプションがあった
この2つをかなえてくれたのが、セミオープンキッチン「I型」だったということです。
しかしトヨタウッドユーホームの営業トヨ太さんも、設計士のトヨ美さんも、コンセントの設置だけはおススメできないとのこと・・・。
一体なぜ?
キッチンコンセントが欲しいのはなぜか?
ホント私みたいな腹黒クソイボイノシシは、家の調べもの初期に「マイホーム 失敗」とか「注文住宅 後悔」とかでネット検索しておりました。
クズですいません、失敗が怖いんです。
その中で失敗・後悔ランキング、常に上位に絡んでくる「コンセント問題」。
これは先人の経験にお世話になろうということで、ある程度失敗しないコンセント配置は事前に考えていました。
その中で、「つけてよかった!」「ここが一番使う!」と言われているのが、そう!
「キッチンコンセント」なのです。
ブレンダーやミキサーに使ったり、ケトルでお湯を沸かしたり、ちょっとスマホ充電しちゃお、みたいな使い方してる人もいるようです。
特に子供が離乳食真っ盛りのママ達は、子供が寝静まった夜な夜な、毎日のようにブレンダーで煮た野菜やお米をつぶすこともあるでしょう。
全く手伝ってくれない旦那を野菜に見立てて、いつもより細かくしてしまう夜もきっとあるでしょう。
それはそれとして、大切なのは「毎日使うならそれもう必須じゃろがい!」と感じていたってことです。
実際あればすごい使うのはもう分かりきっていること。
我々豚夫婦はコーヒーが大好きで、豆から挽く派です。
前は手で挽いてたけど、あまりにめんどくさくて今や電動ミル使ってるので、後片付けの観点からキッチンで豆挽いてやりたい!
「コンセントくらい余裕でつけられるっしょ」
そう思ってたのはもあり、計画段階では必須項目でした。
そこにコンセントはダメと言われた我々
そしてトヨタウッドユーとキッチンの打ち合わせ時に、
嫁「キッチン前の腰壁に、スパイスニッチとコンセントが欲しいんです」
って伝えたところ、
トヨ太さん、トヨ美さん、立ちふさがる。
今まで我々の無理難題をことごとく叶えてきたこの最強タッグ。
遂に、遂に、首を横に振ったのである。
話を聞く限り、「この腰壁にコンセント、ちょっと問題がある」ということ。
過去の地震のときなんかに、周りの部材が割れたりなんてことがあったらしい。
それでトヨタウッドユー的には、「割れるリスクがあるがそれなりにあるって分かってて施行するのは施主さんの為にはならん」となったそうな。
だからと言っても、毎日使う必須のもんだと我々は思っておりました。
そう簡単には引き下がることもできず、キッチン、お風呂、洗面台の仕様をタカラスタンダードに相談するがてら、コンセントの件もなんとかならないか・・・
タカラスタンダードの嫁友人「タカ子」さんに泣きついてみたのである。
え?ある、ある。多分できるっしょ?
タカ子「できるっしょ。たぶん」
嫁「えっ、そうなの?ダメって言われたよ?」
タカ子「なんならタカラにマルチ収納対面プランってあるよ。ニッチの中もホーロー仕様で、コンセントボックスもついてるし」
嫁「これよこれ!」
タカ子「でもコンセント周りの部材割れるって他社じゃない?今提案してる内容だと腰壁の部材はホーローのはずだし、タカラのホーローが地震くらいでダメになるとは思えないな」
嫁「これってオプション?見積お願いしていい?」
タカ子「オプションよ!見積ウッドユーさんに出しておくわ!」
なんだ出来んじゃん!
これにて一見落着!
とはならなかった・・・。
トヨ太さんから、1件のメッセージが届いた。
「スパイスニッチとコンセントがタカラさんより見積届きました。
ホーローのニッチ55,000円、コンセント10,000円です。
お高いです」
えぇ。お高いです。
うおぉーマジかよそんなにすんのかよ!?
ちなみにトヨタウッドユーさんでスパイスニッチの設置検討のため探してくれたのは、ステンレス製で18,000円くらい。
3倍である。
もはやシャア専用である。
そんな赤ザクを我が家のキッチンに搭載するのか・・・。
個人的には私も大好きホーローですが、ステンレスも非常に優れた素材。
3倍の価格差を飛び越えてまで採用すべきかはちょっと疑問だったのである。
そしてこのマルチ収納対面プランを採用すればコンセントも難なく付けられる。
あと、俺はシャアが結構好きである。
見せてもらおうか。トヨタウッドユーの家づくりの性能とやらを!
完全に暗礁に乗り上げたコンセント問題。
赤い彗星は好きでも、ことお金が絡むとなれば話は別。
ドケチだからさ。
理想は現在トヨタウッドユーさんで提案されているステンレス製18,000円のスパイスニッチにちょっとしたコンセントがついてくれること。
夫「どうにかなりませぬか?トヨ太さん、トヨ美さん」
トヨ太「うーん・・・そうですねぇ・・・」
トヨ美「んー・・・」
散々粘って2人も色々調べてくれたようだけど、結果やはり「やめなはれ」だったということ。
そして我々も「この2人がここまでおススメしないと言うのであれば、採用はやめよう」という結論で一致しました。
代わりにキッチンから振り返ってそこにあるカップボードにコンセントを増設しようとなりました。
ちょっとだけ効率は落ちるかもしれないけど、これでも充分なはず!
それにホーローは鉄。
コンセントがそこにつけば、キッチン周りで鉄と電気と水がある。
天文学的な確率で料理中感電するかもしれない、完璧な組み合わせでもある。
部屋とYシャツとわたし以来の完璧な組み合わせだとか、そうじゃないとか。
ってことで、キッチンコンセントを問題なく設置できた皆さんはおめでとうございます!
これからの人で我々のように腰壁への設置が難しいけど、キッチンコンセントが必須だと思う人は、LIXILやPanasonicなら本体に直でつけられるオプションあるから、そっちもありね!
とりあえず我が家は「振り返れば奴(コンセント)がいる」プランとなりました!
そして、このトヨタウッドユー最強タッグ、キッチンコンセント以外にもう1つ首を横に振った計画があります。
憧れの「壁掛けテレビ」です。
憧れを打ち砕くその話はまた追々。
それでは!
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